七基の日記

特別支援学級出身・地方国立大学生の日記

立命館大学入試の思い出【1浪】

こんにちは、七基です。

私は一浪して、某地方の国立大学に在学しているのですが、当然私立も併願していたわけです。関西大学立命館大学を受験したのですが、正直一人暮らしに私立でと考えると費用の面から余り乗り気ではありませんでした。お金は全て自分で工面することになっていたので、それだけに。

私立の一般受験を出すのは、共通テストを受けた後だったので、どうしたものかなと考えている内に比較的安全圏だった立命館大学関西大学は共通テスト利用のみ)に出願することになりました。

「どこか私立に出さないとね」みたいな雰囲気、直接的な表現は使われていませんが、予備校から圧力みたいなものが掛かって来るんですよね(笑)

家の人も「最悪2浪でも、まあ…」みたいなことは言ってくれてたんですが(後で反故にされましたが)、さすがにこれ以上迷惑をかけられないという思いもありましたし、私立に行った時の自分の借金と国立に行った時の場合を比較して、私立に行くのはキツイな…という思いもあって、国立では第一志望を諦めて今の大学を出願することに決めました。

先ほど述べたように私立の一般は立命館に出願、教員免許を取りたかったこともあって、本命に文学部、別の関心対象として経済学部に決定しました。

ただ、共通テスト後の燃え尽き症候群?みたいなものがあったのと、第一志望を諦めたことの喪失感があって、自習室に籠ってはいたんですが、どうにも上手い事手が付かないみたいな状況が続いていました。

そして、例え国立に落ちたとしても、私立に全て落ちてしまえば2浪させてもらえるのではないかと、そんな甘い考えを抱いたまま立命館大学の入試を迎えることになりました。そんな気持ちで試験に臨んだわけですが、国語ではシンゴジラのネタバレがあったり印象に残ることもありました。(笑)

ただ、英語や国語は本文を一回読んだだけで問題を解いたり、地理もざっと1周して終わらせるだけなど、明らかに上の空というか、許されない事なのですが、手を抜いた感じになってしまいました。自分の心の弱さです。

そんな感じですから当然不合格です。

不合格通

何気に共通テストでも出しました。画像には2枚しか映って無いですね。すみません。

この後、文学部の方では繰り上げ合格みたいなことにはなったんですが、関西大学の方が同時期に受かっていたみたいなので、親戚の方がそちらの滑り止めの費用を負担してくれて、国立に落ちた場合はそちらに進むという形になりました。

関西大学

結局、前期で今通っている大学に受かったので、負担も少なくはすんだんですが、かなりギリギリでしたし、自分もどうしよう…とかなり葛藤していたような気がします。

もちろん受かって喜ぶべきなんでしょうけど、第一志望を諦めて、かなり当時は心に来ていたこともあって、「国立落ちたら借金か、どうしよう」みたいに本気で焦っていた記憶がありますね(笑)

私は元々母子家庭だったんですが、中学1年の時に母親を無くして、そのまま母方の祖父母に引き取られた形だったこともあり、もちろん受験についてはかなり心配していたでしょうし、自分もこれ以上迷惑はかけられない立場だったので、本当は最初から最後まで全力でやるべきだったんでしょうけど、本当に振り返ってみると自分の弱さが際立ちます。

私の祖父は上皇陛下の1歳年下なんですが、立命館大学については知っていたみたいで、追加合格の通知が来た時には喜んでましたね、既に関西大学を保留にしたことを伝えると、「立命館にしないのか?」みたいなことは言ってましたね。(笑)

最終的に進学した今の大学も、旧文理大学ということで昭和生まれの地元の人たちからすると、かなり名門?なイメージがあったのか、喜んでくれたように思います。

自分の兄弟含め、両親、祖父母など親戚に学卒がほとんどいなかったこともあって、期待がかなり重かったんです。そして何より自分が目標としていた所に届かなかったという喪失感が大学入学後も引きずってしまう事になるのですが、今回は立命館大学入試の思い出なので、それはまたの機会にお話しできればと思います。

私立の入試も早慶以外は多くが終了したかと思います。何はともあれお疲れさまでした。国立前期まであと少し、頑張ってください。悔いのないように。私は目標に向かって頑張る全ての人に敬意を持ち応援いたします。

それでは、また!