七基の日記

特別支援学級出身・地方国立大学生の日記

フレッシュトマト味で話題になった水星の魔女を視聴した

こんにちは七基です。

皆さんはアニメとか好きですか?ちなみに私は大好きです。2022年の冬アニメは色々見たのですが、ぼっち・ざ・ろっくとかチェンソーマンとかSPYFAMILYとか他にもいろいろありますが、有名どころと言えばこの辺りでしょうか?

ガンダムは最初視聴していなかったのですが、最終話でフレッシュトマト味が話題になり、気になったので今回一気に見てみました。正直、そのシーンが気になるなら最終話だけ見ればよいのではないかと思われるかもしれませんが、感情移入するために1話からしっかりと見ました。

ガンダムと言えば鉄血のオルフェンズも1クールの最終話から見始めたんですよね。あの主人公がヒロインにキスして終わったシーンからです。偶然その番組を付けてたのですが、お茶の間が凍ったことを今でも覚えています。

さて、感想の方ですが、主人公とヒロインが女の子だということ、学園ものであることを事前知識として仕入れて視聴したのですが、ちょっと仲良い位になるのかなと思ったらリコリコ以上の百合展開でこれは難民も流れますわなと思いましたね。主人公のスレッタですが、かぐや様の映画を先週見に行っていた影響で、四条さんで完全に脳内再生されました、ミオリネは結構キャラ的に好きです、ツンツンしてるとことか、人を寄せ付けない感じがこれから変わっていくんだろうなぁという所とか、凄い好きですね。ちなみによう実の佐藤さんと同じ声優さんらしいんですけど、こっちはあんまり脳内再生されませんでしたね、性格が完全に違うからでしょうか?ちなみに、全部見終わった感じグエルがかなり好きになったんですが、この時点では完全によくいる嫌な奴、かませになるんだろうなぁという印象でしたね。

中盤以降で、親子の確執とか、それが徐々に解けていくみたいな展開があったんですが、スレッタの母親に結局親の力に依存しているだけと詰められるシーンは個人的にかなり効きましたね。自分も大学生という身分で完全に周りの大人に経済的には依存している形にはなるので(学費以外は)、切ろうと思えばいつでも切られる立場なわけですから…それでも反抗心みたいなのは捨てられなくて…って感じで。反抗はするけど依存もするそういう矛盾した立場にいる、そうせざるを得ない難しい時期だと思います。それだけに殻を破って父親に頭を下げるシーンはかなり印象に残っていますね。

それだけに、父親のことが結構好きなグエル君が落ちぶれていく姿を見るのは応えましたね…曲がりなりにも期待に応えようとしていたけど、理解はされなくて… 傍若無人な態度を取っていたから手のひら返しをされて…

でも、グエキャン△は笑ってしまいました。

終盤は、主人公が頑張ろうとして空回りするシーンは自分を重ねてしまってかなり見ててキツかったです。自分は必要とされてないんじゃないか、何気なく会話で出たネガティブな言葉が耳に入ると自分に対して言われているんじゃないかと思ったりとか。特に、役に立とうとしてカーゴを運んでいるときにヒモが解けたりとか、バイトしてる時の俺みたいです。その後で弁当が足りなくなって言い出せないのもかなりわかります。その後の便所飯はもうキツイです。お願いだからだれか助けてあげて…と思いながら見ていると、ミオリネがやってきて…うん、これはもうスレミオしか勝たんな、温泉旅館さんの気持ちがよくわかる。個人的には最終話のフレッシュトマト味より11話の便所飯までの一連の流れの方が効きましたね…

でも、ミオリネが10話でスレッタを少しぞんざいに扱っていた理由だけはわかりませんでしたね。忙しかったからでしょうか?

最終話はグエル君が何やかんやあって戦闘に加わるのですが、今までの学園ラブコメで完全に忘れていましたが、これ「ガンダム」でした、急に戦争になっていきなり命のやり取りが始まれば、そりゃ死にたくないってなりますよね。それで、戦って打ち取るんですがその相手が…って本当に救いがない。決闘で負けて勘当→学園内でソロキャン生活→フリーター生活→そして…彼には本当に報われて欲しい。

最後に話題となったフレッシュトマト味ですが、温室育ちのお嬢様にとっても、いきなり目の前で人がトマトピューレになって、純粋ぽくて何かと世話を焼いていた婚約者が平気な顔して出てきたら、動揺してあんな言葉が出てきてもおかしくは無いのだろうというのが感想でしたね。

スレッタも人の死を目の当たりにして戸惑っていたシーンが描かれていましたが、母親に心酔しているところがあったし説き伏せられて倫理観がバグった結果ああなったのはあり得ない話ではないとも思います。エンディングのカットで目のハイライトが無くなる場面もありましたし、主人公の出生についても秘密が色々ありそうです。個人的な考察としては母親にマインドコントロールに近いことをされている可能性とか、ありそうじゃないですか?それがヒロインと関わっていく内のどんどん自分を持つようになっていって…みたいな。

主人公を見ていて何か既視感がある、似たようなキャラを見たようなって思ったんですが、テイルズ・オブジ・アビスのルークに似てるんですよね。彼もある意味純粋(5歳児くらいですし)で師匠であるヴァンを先生と呼び慕い、心酔している。彼は先生が言っていたから正しいと、言われるがままに行動を続け、結果的に一つの街を崩壊へと導いてしまいます。既視感を感じたというのは、スレッタの母親に対する心酔じみた信頼、これが単なる母に対するものであれば良いのですが…

というわけで個人的な感想についてはここまでにしておきます!3ヶ月後を楽しみにしておきます。面白かった!!